看護師を目指したきっかけはなんですか?
高校生の夏に祖父が当院でお世話になり、その際にICU/CCUで働く看護師の姿を見て憧れたことがきっかけです。
現在のお仕事内容を教えてください。
HCU(高度治療室)に所属しています。ICU/CCUと一般病棟の間に位置しています。診療科は問わず、重症度・緊急度の高い患者が入室し、高度な治療からリハビリまで幅広く治療が行われます。病床数は10床で、日々の受け持ち看護師はいますがスタッフ全員ですべての患者さんを看ることを目標に業務をしています。そのため、アラーム音だけでなく急変兆候がみられた時には誰でも対応できるように協力体制が整えられており安全な医療の提供に努めています。また、救急搬送後の緊急入院患者さんが大半を占めていることから、家族も不安が強いため精神的ケアを行っています。
業務の中で、嬉しかったことや、やりがいを感じるのはどんな時ですか?
救命救急センターでは特に看護師の状態観察や異常の早期発見・早期対応が重要となります。急変の予兆に気づき医師へ報告し、急変の予防につなげることができた時はやりがいを感じます。 また、HCUから転出した患者さんが病院内で元気にリハビリを行っている姿を見ると嬉しくなります。
太田記念病院に就職して良かったと思うことはなんですか?
看護技術・知識をたくさん学べ、看護師としてのスキルアップが可能であることです。
太田記念病院の教育、研修体制の特徴は?
ラダーレベルに合わせた院内研修があるだけでなく、新人看護師は1年間実地指導者・教育担当者が付きフォロー体制が確立されています。また、当院は三次救急病院であり急変対応が適切に行えるよう、BLS・ALSの研修が毎月開催されています。
太田記念病院のどのようなところに働きやすさを感じますか?
三次救急病院なので多数の臨床経験からスキル向上できるだけでなく、スキルアップ支援も充実しています。そのため、安心して興味のあることに挑戦できる環境です。
大変だと感じることや苦労したことはありますか?
診療科は問わずに急性期・重症度の高い疾患を診るため、知識を深めるために学生時代と比べて学習量が多いです。また、学習した内容を実践に繋げていく過程が大変でした。
看護をする上で大切にしていることはなんですか?
疾患・治療を理解し安全な医療が提供できている上で看護ケアが活かされていくと考えています。そのため、患者・家族の意思を尊重し患者の早期回復に向けて、多職種との連携や継続看護の実践を大切にしています。
太田記念病院にはどのような人が向いていると思いますか?
救急医療に興味があり、様々なことにチャレンジしたい人には適した環境だと思います。また、当院は「チーム医療」を大切にしているため協調性が求められると思います。
休日の過ごし方を教えてください。
映画鑑賞、スポーツ観戦、美容サロン、買い物や友人と食事に行くなど様々な事をしています。あとは、何も予定を入れずにたくさん寝る日をつくるようにしています。
病院周辺の環境はどうですか?
HCUから見える赤城山が最高です。雨上がりの快晴の時に是非見ていただきたいです。
今後のキャリアプランや目標を教えてください。
数十年後も救急医療に携わっていたいですね。そう思えるのも、これまでたくさんのご指導をいただき私の考えも真剣に聞いてくださる先輩方に恵まれたからです。私自身の更なるスキルアップと共に、後輩育成に繋げていきたいと考えています。
看護学生や看護師の皆さんへのメッセージ
百聞は一見に如かずです。興味のある病院へ見学やインターンシップに参加して選択することが大切だと思います。その中で当院が候補になれば幸いです。